
記事更新は永遠に継続するのか?
ブログ運営を成功させネット収入を得るには、ブログへの効果的な集客の実現と訪問した読者を利益に直結する場所(直結するページ)へ誘導することが必要となります。
この一連の流れが順調に回り始めれば、私達ブロガーが望むアクション(登録、契約、購入など)を起こしてもらえる可能性は高くなり、一先ずはブログ運営の成功と言えるでしょう。
このような円滑なサイクルを実現するには、良質なコンテンツを作成し多くの読者から信頼を得る専門性の高いサイト構築をすることがポイントです。
つまり、質の高い記事更新を継続しなくてはならないのです。
一つのブログが稼ぎ出す金額は構成の仕方や扱う商材によって異なります。
売上の大小はあるものの継続収入を得れるようになったブロガーなら、やはり成功事例を再現して効率的に複数のブログを作成し、数の原理で稼ぎを乗数倍に増やしていこうとする行動は一般的でしょう。
しかし、外注などを考えずに、マンパワーでブログの複数運営を実現しようとすれば、数が増大する程に定期的な記事更新の作業は大変な負担となってきます。
それでも頑張ってマンパワーの限界に挑む人もいれば、やはり費用対効果を考えながら飛躍的な拡大を目的にブログ作成を外注へ移行する人もいるわけです。
すると、初心者ブロガーは「マンパワーでブログ運営を継続するにしても外注に依頼するにしても、良質な記事更新の継続が大切なのはわかっているが、一体いつまで継続しなくてはいけないのか?」と言う素朴な疑問を抱くはずです。
実際には、ある程度のページ数を蓄積したブログが記事更新を停止したとしても、必ずしもアクセス数減少の傾向になるわけではないようです。ある程度のページ数を積み重ねていくと、SEOの効果も頭打ちになる場合もあるのです。
そもそも、更新を継続することがサイト評価に与える影響を正確に測ることは難しいことではありますが、とは言うものの記事を追加しある程度のページ数を確保しなくては、特にロングテールのSEO対策は効果が見込めないのも事実です。
では、私達ブロガーが記事更新から解放されるにはどの程度のページ数を蓄積すれば良いのでしょうか?
SEOの効果が期待できる最適なページ数とは
ネット上に存在するブログはそれぞれコンテンツの内容も異なりますし、外部要因から受ける影響も異なります。
したがって、明確に「○○ページ以上の記事を蓄積すればSEO対策の効果を最大限引き出せる」と、一概に言えないのが現状です。
但し、細かな定義はできないものの大まかなアドバイスをするとすれば、SEOの効果も読者の満足も得る為には少なくとも300~700ページは必要になってくるのではないかと考えます。
作業時間的な話をすると、1日1記事更新したとしても1年~2年程度、1日10記事更新したとしても1か月~2か月程度の時間が必要となるわけです。
しかし、注意して頂きたいのはそれでもブログを完全放置はできないと言うことです。
ブログは新たに記事を追加することだけが更新作業ではありません。過去の記事を修正することも更新作業の一つになります。
当然、月日が経過すれば提供している情報が古くなり修正が求められることもあります。
新規の記事更新を停止したとしても、ブログ運営をしている限り定期的なメンテナンスは必ず必要となるわけです。
また、自身で最適なブログのページ数を把握するには、周りのライバルの状況を把握することも大切な事です。
あなたと類似するテーマでブログ運営しているブロガーの平均的なインデックス数を把握する事で、作成するページ数の目安にもなります。
中にはインデックス数が極端に多いものや極端に少ないものもありますが、定期的に更新してそれなりの成果を挙げていると思われるブログをいくつかピックアップし、平均的なインデックス数を算出してみるのです。
ライバルに勝つには、当然その平均値よりは多いインデックスを認識してもらう為にページ数を積み重ねることが必要となるのです。
以上、『ブログの最適な記事数とは』を紹介しました。
もし「読者に有益となる情報が湯水のように溢れ出てくる」と言うようなブロガーなら、永遠の記事更新も苦にならないと思いますが、どんな優秀なブロガーであってもそのようなケースは稀です。
もしブログの複数運営で記事更新が大変な状況になったり、長年の運営でネタ切れになっったりするようであれば、一つの目安として今回の記事を参考にして頂ければと思います。
但し、ブログの情報量が増えてマイナスになることはありません。更新できる記事があるのであれば、読者の為にできる限り記事更新を継続すべきです。
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